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具志ブログ(β版)

ピキーン!ときたフレーズや画像、動画なんかを俺のフィルタを通して紹介

59.映画「ザ・コンサルタント」に見る発達障害の希望

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久しぶりに映画館で見てきました。

ちょこっとネタバレしつつ感想を。

タイトルは「ザ・コンサルタント」で、自閉症の会計士が大活躍する内容です。

で、これ、ただ単に奇をてらった主人公をあてがっただけではなく、きちんとメッセージが込められています。

「社会性に乏しい発達障害でも、きちんと活躍できる場所はあるよ」ということ。

このメッセージをだいぶエキセントリックにエンタメ化してるわけです。

主人公の幼少期の姿が映し出された時、ハッとしました。

ブツブツと同じフレーズを繰り返しながら、じーっとパズルに集中している姿。

最後のピースが見つからず、パニックを起こしている姿。

これ、なんて俺。

頭の中でブツブツ唱えながら、過剰に集中して、完了できないとイライラする。

あ、俺も自閉症の特徴を持っているんだ、と感じました。

なるほど、これまでできないと思ってたコミュニケーション不全も、これのせいだったのね。

どうやったらできるようになるか?ってずーっと悩んでたけど、あ、できないんだ、とスッキリした瞬間。

親の愛情の形

話は映画に戻って、そんな主人公の父親が我が子を鍛える時にいう言葉。

「お前は他の人とは違う。違うものは恐れられて、攻撃される。これから先、犠牲者になり続けるか、反撃するか、選べ」

なるほど、この父親は自分の軍人としての経験から、世の中は腕力がモノをいうということを知っていて、その武器(腕力)を持たせようとスパルタ教育を施しているのね。

そして、それをきちんと習得した主人公は、人並み外れた格闘スキルを身につけていって。

その後、ゴタゴタがあって、主人公は刑務所に入れられるのだけど、その時、同じ部屋になった悪徳会計士の爺さんから、そのノウハウを叩き込まれる。

裏社会でのお金の流れをチェックするお仕事。

自閉症の社会性のなさはマイナスのようだけど、それと引き換えに、こだわりの強さや、数字という概念を操作することに長けているというものがある。

主人公は、その武器を活かして裏社会専門の会計士としてデビューする。

もちろん、コンバットスキルも兼ね備えてね。

あー、もう、ここまでで、なんか救われた感じ。

発達障害という長所を存分に活かした存在。

確かに、表社会から見たら犯罪者だけど、ルールも変わるもんでしょう?

だったら、この存在がいつ合法になるやもしれない。

機能として提供できるピカイチの能力を備えた発達障害者は、もう、ある意味、エリート的なんじゃない?

アクションシーンでも自閉症の表現が

と、屁理屈っぽいことを考えながらも、アクションシーンはね、自閉症の特徴である決まった動きだったり、異常な集中力だったりがうまく表現されてて、爽快感たっぷり。

恋愛要素も絡んでくるけど、ま、コミュニケーション下手がそんなうまいこと、チュッチュするわけもないのだけれど。

色々と感じるところの多い映画でした。

ま、単純にキャラクターが立ってて面白いってことで。

ストーリーも、サスペンスっぽさを含ませてたんだけど、そこだけがちょっとタルい感じ。

でも、そのトボけ具合も好みだな。

映画館で見ても損しないオススメ映画です。


映画『ザ・コンサルタント』予告編