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具志ブログ(β版)

ピキーン!ときたフレーズや画像、動画なんかを俺のフィルタを通して紹介

10.スモール・イズ・ビューティフル

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スモール・イズ・ビューティフル(小さいものは美しい)

このフレーズ聞いたことない?

本にも書いてあるんだけど、フォルクスワーゲンがアメリカでビートルを売り出す時のキャッチコピーとして使ったフレーズなんだって。

当時、バカでかいアメ車が人気を博していたんだけど、そこに「これからはエコでコスパの良い小型車の時代だ!」ってメッセージを伝えるために「スモール・イズ・ビューティフル」ってバーン!とね。

で、この本では、そのフレーズをコンピュータのプログラムにも適用しようって言ってるわけ。

なんでか?

4つの利点を上げてる。

  1. 小さなプログラムは分かりやすい
  2. 小さなプログラムは保守しやすい
  3. 小さなプログラムはシステムリソースにやさしい
  4. 小さなプログラムは他のツールと組み合わせやすい

一つずつ詳しく見ていきます。

1. 小さなプログラムは分かりやすい

「分かりやすい」ってのは、「使いやすい」ってこと。

目的地があって、そこに最短距離で行くことと似ている。

欲しい結果を得ることが簡単。

逆に大きいプログラムは?

いろいろ覚えないといけないことが多い。

欲しい結果を得る前の工程が長い。

じゃ、小さなプログラムを人間に当てはめると?

「これをやるならこの人」レベルでシンプルになる。

とことん突き詰めたら、一人の職人みたいな感じ。

大きなプログラムを人間に当てはめると、巨大な組織になる。

あっちに挨拶、こっちに挨拶、たらい回しにされたりして、いつまでも欲しい結果を得ることが難しい。

でも、大きい組織に入ると安心できる?

逆。

組織は「替えがきく」ように設計される。

常に自分の「替え」が存在する。

今後は余計にそうなる。

よっぽどの人材じゃないと、組織内に居場所は無くなるだろうと思うよ。

だから、自分を小さなプログラムとして捉えて、どんな機能をシンプルにうまくやるか?ってのを考えて鍛錬していくことをオススメしたいな。

2. 小さなプログラムは保守しやすい

保守ってのは、うまく動き続けるように手入れをすること。

世の中ってのは変化し続けているから、必要な装置やシステムが変わったりする。

で、プログラムもその変化に合うように、ちょこちょこと修正したりする必要がある。

小さいシンプルなプログラムは、それが簡単。

大きく複雑なプログラムは、ま、誰も触りたくないな。

だって、どこに何があるか複雑すぎて、迷路をぐるぐる行ったり来たりしてるようなものだから、混乱しまくって疲れる。

これを人間に当てはめると、シンプルな単機能の職人だと、やることをちょっと変えるのも分かりやすい。

複雑な組織だと、あっちを変えようとしたら、こっちから不具合が出てくるし、じゃ、それをどうにかしようとすると、現場が上手く動かなかったりする。

大きな組織はそれが動く条件が崩れた時、非常に使いづらいものになる。

氷河期に対応できなかった恐竜のように。


長くなってきたんで、一旦、ここで切ります。

次は、「システムリソースにやさしい」から。

UNIXという考え方―その設計思想と哲学

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