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具志ブログ(β版)

ピキーン!ときたフレーズや画像、動画なんかを俺のフィルタを通して紹介

作家も生き延びるために変化する

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古本屋大好きなんだけど、ちょっと考えてみた。

www.apokaru.com

もともとはストーリーテリングというエンターテイメントだった

漫画や小説などのいわゆる本屋で売ってる「本」は、作家が創作し語った物語を言語や絵によって記録したモノ。

「本」を用いることで、リアルタイムで体験できなかった物語を、時間をズラして体験できる。

もちろん、本ならではの演出方法もドンドン開発され、リアルタイムに語ることではできなかった表現をも可能にした。

ま、それはおいといて、物語を楽しむためのモノであった。

印刷技術の発展

で、本ってのも、印刷技術が発展する前は、手作業で写してたわけで、そんなに数はなかった。

自分で写すか、誰かが写したのを回し読みするか。

でも、印刷技術が発展したおかげで、数が爆発的に増えた。

それだけ、影響力も増えたのは想像できる。

「この本」を読んだ事がある人だけが楽しめる「あの本」みたいなのも出てきただろう。

例えば、文字の読み方を学ぶ本で、文字を学び、それによって物語を楽しむことができる。

流通の発展

本が広がれば広がるほど、一般の人も文字を読めるようになった。

すると、流通経路をもった業者が、自らの経路にエンタメをのっけて儲けようとする。

例えば、演劇のプロモーターが、その演劇を文章化して売り出したら?

その文章化した「本」を並べて売るようになったら?

本屋ができた。

本屋ではいろんな「本」を手に入れて楽しむことができる。

お金の流れを考えてみる(新品)

そもそものストーリーを生み出す「作家」がいて、 それを「本」として印刷、製本する「出版社」がいて、 その「本」をディストリビュートする「流通業者(取次)」がいて、 エンドユーザーの元に「本」を届ける「本屋」がいる。

で、お金の流れとしては、本屋がエンドユーザーから本代をいただき、 そのうちから幾らかを取次に支払い、 取次はそのうちから幾らかを出版社に支払い、 出版社はそのうちから幾らかを作家に支払う。

これは、ふつうに新品の本を買う場合のこと。

お金の流れを考えてみる(古本)

で、問題は古本屋があると、作家、出版社、取次はお金をもらえない。

エンドユーザーは古本屋にお金を支払い、 古本屋はエンドユーザーから中古本を買い取ることで、エンドユーザーにお金を支払う。

古本屋とエンドユーザーの間でしかお金は回らない。

だから、作家や出版社、取次は古本屋に対し、他人のふんどしで相撲取りやがって、みたいになる。

他の業界を参考に

さて、この中古市場の話。

別に本に限ったことじゃない。

例えば、中古車。

みんながみんな、新車を買うわけじゃない。

一度新車を買った人が、中古車屋さんに売っぱらって、また、新たに車を買う。 新車買うかもしれないし、中古車かもしれないけど。

例えば、住宅。

みんながみんな、新築を建てるわけじゃない。

中古の住宅を買う人ももちろんいる。

さて、本の場合と何が違うのか?

新品であることの特別さ

中古車や住宅は、モノのプレミアム感がある。 つまり、それは、真新しいモノの最初の所有者となることに、中古より高い金額が設定されている、ということ。

本や漫画にそれがあるか?

ない。

内容が楽しめればいい。 ぶっちゃけレンタルで十分。

じゃ、作家はどうすればいいんだろう?

今後、作家が稼ぐには

フリーミアムモデル

コンピュータを用いたサービスなどのパターン。

無料でお試しをバラまいて、続きは高い金額で。

パトロンを見つける(クラウドファンディングも)

自分の作家性に価値を見出してくれる人に食べさせてもらう。

今ならクラウドファンディングって方法もある。

ちょっと考えればわかるけど、これまでの流通業者さんの代わりになる。

つまり、自分で配布ルートを手に入れるってこと。

創作活動もやるけど、営業活動もやる。

価値を提供すること

環境が変わっていき、作家の数が多くなった。

だから、食えない作家も出てくる。

環境がかわったんだから、しょうがない。

それに合わせて、作家の行動も変えなきゃ生き残れない。

他の業種にヒントはたくさんある。

中古市場を活用してもいい。

自分で発行部数をコントロールしてもいいし。

欲しいって思ってくれる人がお金を払う。

欲しいって思われる行動をする。

欲しいって思う人を増やす。

これまでは、他の業者がやってきたけど、自分でもある程度やらないといけんよねってことですね。