具志ブログ(β版)

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精神的にこの世に生まれる

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イコライザーって映画をレンタルで見ました。

これが予想以上に良かったので、紹介しようと思います。

導入シーンでの言葉

映画が始まってすぐに、マーク・トウェインという作家の言葉が現れます。

人生で一番大事な日は二日ある。生まれた日と、なぜ生まれたかを分かった日。

“The two most important days in your life are the day you are born and the day you find out why.” – Mark Twain

最初は、「ヘェ〜、なんか深い言葉っぽいけど、一体なんだろうか?」という感覚。

そのうちに、主人公の日常を紹介するシーンが続きます。

一見、キチッとした、真面目なオジさん

ホームセンターに勤め、周りとのコミュニケーションも上手。

同僚の勉強に付き合って励ましたり、冗談を言い合ったり。

家に帰っても、キチキチッと整理整頓されてるし、問題があるとしたら、不眠症っぽいところか。

でも、眠れないなら眠れないなりに、真夜中の24時間ファミレスで本を読んで過ごしたり。

ファミレス友達が半殺しにあって急展開

いつも本を読む時に、向こうの席に座ってる顔なじみ女性は、ロシアンマフィアが支配する娼婦で。

いつか、支配から逃れてシンガーになることを夢見ている。

けど、そんなの無理だというあきらめ顔に「人はなりたいものになれる」と主人公は答える。

ある日、その女性が、組織の命令に逆らって、ボコボコの半殺しの目に。

病院でその憐れな姿を見て、行動開始。

元特殊工作員の人殺しスキルで、ロシアンマフィアを次々と始末していく。

単純な勧善懲悪じゃない

実は、主人公は強迫性障害をわずらっていて、ある一定のルーチンを頑なに守ったり、単純な行動を繰り返すことで、精神のバランスを保ったりしてます。

で、この強迫性障害の原因が、「(主人公にとって)正しいことがなされていない」こと。

そして、正しい状態にするスキル(人殺しスキル)を持ってるのに使えないこと。

実は、虐げられた娼婦を助けるストーリーじゃなく、主人公が「人殺しをしてでも世を正しい姿にするイコライザー」として世に生まれる映画なのでした。

さて、俺は何者なんだろう?

約40年前に俺は肉体的に生まれた。

これがマーク・トウェインのいう最初の大切な日。

二番目に大切な日、「なぜ、生まれたのかをわかった日」は、まだ来てないようだ。

そして、それは、この世で何をするのか?という覚悟から発生する。

俺自身に聞く。

「なぜ俺は生まれたんだろう?」

正しい答えを探すというより、仮定を立て、それを現実のものにするために覚悟する。

それこそが二番目に大切な日なんだろうな、と。

支配から逃れた娼婦は、シンガーになる、と。

主人公は人殺しさえもいとわないイコライザーになる、と。

「誰もがなりたいものになれる」ってのは、何より自分自身に言ってたんだろう。

なんか生きづらいって人にオススメ

強迫性障害になる前に、この映画を見て、自分に問いかけてみてはどうでしょう?

自分の二番目に大切な日は、覚悟さえ決まれば、今日をその日にできます。

ぜひイコライザーの苦悩とカタルシスを見てみてください。