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具志ブログ(β版)

ピキーン!ときたフレーズや画像、動画なんかを俺のフィルタを通して紹介

【ネタバレ】パージとパージ:アナーキーは続けてみること!

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アマゾンプライムビデオでパージとパージ:アナーキーを見ました。

これ、二つの話は繋がってないけど、ある出来事を二つの視点から見る、という面白い作りです。

パージって何?

その出来事ってのが、年に一度の「パージ」です。

2026年のアメリカで運用されてる、恐ろしくも素晴らしい日が「パージ」です。

その日は、夜19時から翌朝7時までの間、何をやっても罪を問われることはありません。

殺人もオッケー!

年に一度のこの日だけは、普段、良き隣人として抱えるストレスを暴力で発散させ、魂を浄化(パージ)して、残りの364日を平和に過ごしましょう!

てな、イカレっぷり。

でもなー、普通のお祭りでも、喧嘩お神輿とかで、死傷者だしたりするし。

世界に目を向ければ、牛とチェイスしたりね。

結構、人の性質にあってるのかもしれん。

年に一度、暴力性を解放するのは。

で、もちろん、殺し合いに参加したくない人は硬く防御された家の中で、大人しく時を過ごしてもいい。

というか、ほとんどはこっちでしょう。

二つの視点

この二つの映画は、別々の視点から描かれています。

最初の作品は、富裕層の視点から。

二作目のアナーキーは、貧困層の視点です。

一作目、パージ

で、最初の作品は、セキュリティの厚い家でその日をやり過ごすつもりが、ひょんなことから、同じ富裕層の隣人に襲われまくる、というパニック映画。

主人公は、そのパージ日のためのセキュリティシステムを売るセールスマン。

自分とこの製品で守られてるから、今年もうまくその1日をやり過ごそう、って流れだったんだけど、長男が、ある黒人を助けるために、セキュリティを解いて家に招き入れちゃった。

で、慌てて、セキュリティロックしなおしたものの、実はその黒人が、他の富裕層のとこから逃げ出したイケニエだった、ってんです。

「おら!ウチのイケニエ、かくまってないで、さっさと返さんかい!」

「返さんかったら、お前がイケニエになれや!」

ってな具合で、富裕層同士のドンパチが始まります。

そこからは普通にスリラー映画。

襲ってくるのがゾンビやモンスターじゃなく、仮面をかぶった隣人ってだけで。

ちょこっとしたどんでん返し(ほんと、ちょっと)とイカれた法律はこれからも続く、みたいな終わり方で。

正直、微妙だなー、と思ったけど、これ、実は次のためのネタフリだったんです!

だから、一作目で期待外れと思って、次をパスしちゃだめ!

すぐに続けて見ること!

二作目、パージ:アナーキー

前作とはうってかわって、主人公はレストランのウェイトレスさん。

ザ・ワーキングプアみたいな感じです。

あと、この主人公と一緒に「パージ」の日をサバイバルする何名かのサブストーリーと。

で、パニックアクションスリラーとしては、こっちの方がテンポも良く、アクションもハデで楽しめます。

街中で火炎放射器積んだ車や重機関銃をコンテナに積んだトラックが走り回る。

主人公チームの用心棒が強いのなんのって。

もちろん、この用心棒は用心棒で、パージを有効活用して、自分の復讐に邁進するのですが。

二作目は、基本的に貧困層が「狩られる」ことにフォーカスが当てられています。

一作目で助けたあの黒人は、なぜ、富裕層の地域で逃げ回ってたのか?

そこらへんの種明かしもあります。

そして、狩られる貧困層の悲惨さと、狩る富裕層の豪華さ。

えっとね、これ、金持ちはけしからん!じゃないよ。

動物の視点で見たら、人間誰もが「狩る」側だからね。

自然のシステムが歴然と存在し、それをどう認識するか、ということ。

ま、最後は生き延びるのだけど、このパージの日は、また、1年後にやってくる。

ほの暗い未来を予想させながらエンディング。

そのエンディングでは「現代のパージ」とも言える人々のバイオレンスシーンがあって、現実に弱いものがさらに弱いものを襲って生き延びてるよ、と突きつける。

さて、「パージ」によって、魂が浄化される未来をどう生きるか?

すなわち、現代をどう生きるか?

ネタのような映画なのに、いろいろと考えてしまいました。

嫌いじゃない。

もう一つの視点が見てみたい

で、もう一つの視点てのは、政府側なんですね。

二作目のアナーキーでは、政府側が殺人をエスカレートさせるってくだりがあります。

普通に市民に殺し合いさせるだけじゃ足りないので、政府がその持てる能力をフル活用して、もっと殺しまくる。

なんとなくね、現代にも似たような構図がありそうなんですよ。

為替介入とかね、株の下支えとかね。

そんなもん、もっと一般市民がFXとか株に手を出して、ほぼ溶させるのと同じでしょう?

それによって一時的には、うまくいってるように演出できても、本質的なところではどうなのよ?とね。

でも、政府側には政府側の理屈があるのもわかる。

悪法かどうかは後世がしか決めない。

文句言われながらも、現実をハンドリングしなきゃいけない。

それが国家だから。

そこらへんの視点も楽しそうなんだよな。

あと、反政府軍との戦いというのも面白い話が作れそう。

一般市民に殺し合いさせる映画

この映画をみて、高校生同士が殺し合う日本映画「バトルロワイヤル」を思い出しました。

あれもなー、今の常識だとアレだけど、古代ローマあたりでは、エンタメとして受け入れられてたんだろうしなー、殺し合い。

ま、現代日本もある意味、正規雇用、非正規労働者あたりで殺し合いになってるようにも捉えられそうだけど。

ま、いいや。

サバイバルするぜ!

この二作の映画、続けて見るのがオススメです。