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【ネタバレあり】レヴェナントでショックを感じたシーン

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ディカプリオがやっとの事でオスカーを獲得したこの作品。

予告を見てても、「なんか暗そうだなー」と思って、見るかどうか迷ってたんだけど。

なにやら気になって、昨日見てきました。

いろいろとショックを感じる、重い映画でした。

で、気になったシーンを列挙します。

もちろん、ネタバレ、バリバリです。

youtu.be

弓矢が人に刺さるシーン

最初はアメリカから毛皮を取りに来た開拓者たちが原住民に襲われます。

しょっぱなから、血だるまになります。

逃げ惑ってたらいきなり頭に矢がはえて(刺さって)ゴトリと倒れる。

映画館ではその音響が臨場感を盛り上げ、本当に周りから聞こえる風切り音、銃声がビクッとさせます。

グロい!

怖い!

クマ速くて重くて鋭い

ディカプリオがクマに襲われるシーンは、なんというか不謹慎だけど、強姦シーンを見てるような痛々しさを感じました。

圧倒的な体格差、パワーの違い、攻撃力の違い。

なすすべもなく蹂躙され続けるディカプリオは、「早く終わってくれ、いっそのこと殺してくれ」、と訴えかけているように見えました。

圧倒的な上下関係。

人間が虫で遊んでたら、いつの間にか、足がもげてたり、羽がボロボロになったり。

人間がクマに遊ばれ、爪は肉体に食い込み、ドッカリと上に乗られたら身動きひとつできない。

劇中ではなんとか生き延びますが、普通にこれは死にますね。

クマ怖い!

クマに襲われるシーンがグロい!

大切にしている息子が目の前で殺されるのを、拘束され文字通り手も足も声も出ない状態で見せつけられる

ディカプリオはクマに襲われ、身体はズタボロ。

担架にくくりつけられて運ばれてる。

で、「こんな重傷者を手で運んでたら、自分の方が危ない、捨てていこう」なんて、言い出す奴が出てくる。

ぶっちゃけ、その気持ちはわかる。

ただでさえ自然の脅威で死にやすいのに、原住民に追いかけられてる。

映画、最初の恐怖シーンを見て、その恐ろしさが共感できる。

こりゃ、こんなお荷物持ち続けてたら、逃げることもままならない。

俺もそういうタイプ。

で、ディカプリオの息子は、それに抗議して殺されちゃう。

その実行犯の頭の中では、自分が生き残るために殺すことが合理的だった。

それはうなづける。

ただ、目に見えるところで息子を殺されたディカプリオはたまったもんじゃない。

助けようにもクマに襲われた傷のせいで声も出ず、瀕死の身体も動かない。 頭の上の方から、息子の身体にナイフが刺さる音が聞こえてくる。

地獄とはこのことか。

身をよじらせ、なんとか助けようとするものの、それは担架の上でガタガタ小さく揺れを生じさせるものでしかない。

出ない声で叫ぼうとしても、唾が溢れ飛ぶばかり。

激しくなる息と見開き充血した目が、血の涙を思い起こさせる。

俺が子供をこんなように殺されたら、しかも目の前で。

恐ろしい。

狂う。

様々な大自然のシーン

恐ろしさやグロさと対照的に、映画のシーンはめちゃくちゃ美しい。

朝や夕方の空に美しいグラデーションが見られる映像が、しかも、大自然の森、川、星空と一緒に映し出され、世界の絶景とはこれか、と感動しました。

もちろん、その前後のグロいシーンとの対比もあるのだろうけど。

それにしても美しい。

血まみれの内臓!

動物を食べるシーンでは、生でいただきます。

動物の内臓がグロリ、グッチャグッチャと噛み切るシーン。

うわぁ、生き物って、こんなモノを内側に抱えているのか。

魚も手づかみで、さばかずに噛み付くしね。

スーパーで清潔にパッキングされる前の「ザ・肉」の描写は、グロいけど、命をいただくってこういうことだよな、と。

そして、人の社会でも同じじゃないか?

餌になる人間と、その命をいただいて、よりエネルギッシュに活動する人間、またその連鎖は続く。

自分が食い物にされるのは怒るけど、自分自身も誰か、何かを食い物に活動してるんじゃないか?と。

基地の周りに原住民のテントが

沖縄ってのもあるかもしれんが、アメリカの開拓基地の周りに、原住民のテントがチラホラ見えた。

基地の中で、ハンター達と一緒にお酒を飲む原住民の女性達。

商売として成り立っているんだろうか?

人が集まるところに商売は生まれる。

その時、人の属性のようなものは、どうなるのか?

楽しさと、それのための犠牲と。

答えは出ないけど、構図は一緒なのかな、と。

復讐を果たした後の観客に向けられた視線

最後シーン、ディカプリオは復讐を成し遂げる。

そのまま、エンディングに向かうのだけど、その際、視線を観客に向ける。

「復讐ってこんな虚しいもんだよ、見たろ?」

なのか

「他人の痛みを安全な場所から見た感想は?」

なのか

「お前の復讐心はそんなもんか?怒りはないのか?」

なのか。

感じ方は人それぞれだろうけど、あんな眼差しで終わったら、なんかモヤモヤしたのが残る。

嫌いじゃない。

ズシンと何かがまとわりつく。

耳への演出

見た目の綺麗さ、グロさ、ショッキングはもちろんだけど、息づかいがずっと聞こえるのも、なんか、俺の呼吸をコントロールしてるかに感じた。

耳のそばでクマの「ふんふん」と匂いを嗅ぐ音が聞こえた時には、おしっこ漏らしそうになりました。

噂に違わぬ壮絶な映画

アベンジャーズもいいけれど、ディズニーもいいけれど、こんな骨太な映画もどうでしょう?

ディカプリオの壮絶な演技も、これは受賞するわ、と納得です。

でかいスクリーンとサラウンドシステムで体験すべき映画です。