具志ブログ(β版)

ピキーン!ときたフレーズや画像、動画なんかを俺のフィルタを通して紹介

3.観光とマーケティングと(星野佳路講演会より)

まだまだ、続くよ、星野佳路講演会でビキーン!ときた話。

予定では、一週間くらい、このネタで引っ張ろうかと思ってるんで、おつきあいよろしく。

ツッコミも感想もお待ちしてます。

あとは、「自分んとこに応用するには?」なんて相談も俺の頭でよければ使ってください。

と、いうわけで、今回は観光とマーケティングとってな内容。

第1部の講演では、結局のところ「マーケティング」の話がメイン。

例えば、プロダクトサイクル理論を観光地に当てはめたらどうなるか?

イノベーター理論を当てはめたらどうなるか?

ブランド・エクィティ理論を当てはめたらどうなるか?

そこらへんを実際の観光地に当てはめて紹介していた。

で、で、で、

もし、他の商品を扱っていて、なおかつ、販売戦略とかマーケティングとかを学んでいたら、これらのマーケティング理論はさして新しい話でもない。

それが、話のネタになる、ってのは、つまり、観光産業において、そこらへんがまだ広まっていない、みんなが知らないから講演ネタになるってことだろう。

新・観光立国論

デービッド・アトキンソン 新・観光立国論―イギリス人アナリストが提言する21世紀の「所得倍増計画」

デービッド・アトキンソン 新・観光立国論―イギリス人アナリストが提言する21世紀の「所得倍増計画」

何年か前に流行ったこの本も、結局のところ言っているのは同じこと。

観光という「商品」をマーケティング戦略に基づいて売っていきましょう、という内容。

もちろん、いわゆる商品とは違うから、そこらへんは開発についても、そのままじゃダメな部分もある。

そこらへんはね、形のないモノ、触れないモノ、エクスペリエンスを売ってお金をもらうんだから、丁寧に顧客の気持ちを捉えていきましょうね、と。

あとは、USJのV字回復あたりも、マーケティングを取り入れて、うまく売っていくって話だろうしね。

コトラー博士のマーケティング4.0

さて、マーケティングの権威でもあるコトラー博士が言ってたのが、マーケティングも変化していくというもの。

で1.0>2.0>3.0>4.0という形でまとめてある。

何が変化してるのか?

それは顧客。


マーケティング1.0の頃の顧客は「欲しがる人」がほとんどで、売る方は工夫なんてしなくてもよかった。

だって商品が足りてないんだもの。

売る側がやるのは、どうやってたくさん作るか、って話。

観光に関していうなら、開発がメインになる。

他にいくところがなくて、みんながどこで散財できるのかを探している頃。


マーケティング2.0になると顧客は「満足したがる人」に変化。

そこで、初めて売る側が売り方を工夫するようになる。

どうやって他の商品と差別化するのか?

どうやってリピート化するのか?

で、星野さんが言ってたのも、ここら辺がメイン。

観光地ってのが増えてきて、選択肢をゲスト側が持つようになった。

さて、どうやって他のところじゃなくて、ウチに来てもらって、散財してもらうには?

何度も来てもらうには?

ここら辺が星野さんの研究と事例を元に話してたんかな。


さて、マーケティング3.0で言う所の顧客は「社会貢献したがる人」に変わってくる。

ここら辺は、シェアリングエコノミーあたりも入ってくるだろうし、それまで業者対顧客だったのが、曖昧になってくる。

顧客がエバンジェリストっぽくなって、業者の掲げるコンセプト、ポリシーを積極的に広めたがる。

だから、提供する側も、それができるように仕組みづくりをするってコト。

いわゆるSNSだったりもそうだし、持っててかっこいいと思われるようなノベルティとかね。

観光地に当てはめてみて、ここら辺がうまくいってるのがいくつかある。

例えば、ディズニーランドとか、伊勢神宮とか。

人に「よかったよー」っていうことまで含めて、観光体験です、ということ。

さすがに星野さんの話では、触りくらいだったけど。

で、マーケティングの色々を観光業界に取り入れていくのなら、次も知っておくと、スムーズに成長できるかも。


コトラー博士言う所のマーケティング4.0になると、顧客は「自己実現したがる人」になってくる。

「自己実現」ってなんだ?っていうと、心理学の単語です。

マズローのピラミッドってのがあって、人はこんな風に「欲求が変わっていくよ」ってな話。

で、そこで言われてることが、これまでのマーケティング1.0から4.0までの変化に対応してるのがこれまた面白い。

うーんと、続きは明日。

明日も書くよ(パクリ)。

2.シェアリングエコノミーって、人のシェアでしょう(星野佳路講演会より)

星野リゾート講演会、第2部のパネルディスカッションで、沖縄ツーリスト東社長の言葉がちょっと面白かった。

話の流れとしては、星野さんが「Airbnb、Uberを筆頭にいわゆるシェアリングエコノミーが台頭し、時代的な流れはそっちに向いているだろう」と。

そして、「その流れに逆らって、旅行業界が儲かったとしても、それは一時的なものになるんじゃないか」と。

その後の質疑応答で、今後の人材不足にどう対応するか?(だったかな?)というものがあり、モデレーターの星野さんが、東社長に話をふって、タイトルのセリフが出てきた。

「いろんなシェアリングエコノミーの形があるけど、最終的にそれは人のシェアでしょう」と。

この文脈で、「人のシェア」ってのは、いわゆる人材の話。

そして、働き方の話。

副業を是とし、死ぬまで現役を是とし、誰もがサービスを提供することを是とする。

自動車や施設などリソースのシェアが本質ではなく、オペレートする人の(その人の生きている、働いている時間の)シェアこそが本質である、ということ。

ヨーロッパのB&Bはおばーちゃんがやってる

AirbnbのB&Bは、ベッドとブレックファースト(朝食)で、それはヨーロッパあたりでおばーちゃんが一人で一つか二つの部屋を管理しながら宿をやってるイメージ。

ぶっちゃけ、その貸し出してる部屋では、以前、おばーちゃんが子供らの世話をしてて、その対象が旅行客に変わっただけ。

いつもの日常的な労働(生活?)を繰り返してるということ。

ただ、世話してあげた人が、いくばくかのお金を置いてってくれる、「世話になりました、ありがとう」という言葉をかけてくれる、新しい刺激を与えてくれる。

うん、俺も「民泊」のイメージはこれ。

無機質な格安ビジネスホテルの代わりではない。

人と人の関係性こそが社会を作る。

そして、コミュニケーションとしての言葉と行動とお金。

それらがスムーズに流れる環境ね。

そんなのが、スマホをはじめとするテクノロジーが加速させている時代に生きている。

俺はどうするの?

さて、じゃ、その話を聞いて、俺はどうするのか?

まずは、宿としてのシェア。

そして、そのノウハウをシェアすることで、コミュニケーションが発生する環境をコピーしやすくする。

モデルとしては、ギークハウスやリバ亭みたいなノウハウシェアの形。

そこから新たな関係性が発生するような。

もともと、人が「言語」を最大活用しているのは、このノウハウシェアだから。

基礎研究しかり、創作しかり、問題解決しかり。

ふわ、話が飛び始めた。

ちょっと戻すと、観光業界に置いてもシェアリングエコノミーは活用すべきもの。

そしてプレーヤーは、その活用方法を最初からシステムに組み込むこと。

別にコンピュータじゃなくていい。

手書きのニュースペーパーでいいのですよ。

コミュニケーションこそが、最高、最大のコンテンツだから。

明日も書くよ。(パクリ)

1.ヒッピーに見つかること(星野佳路講演会より)

ゴールデンウィークでつまづいた連続更新を、再開させるタイミングは今だ!

星野佳路講演会で感じたことを、思いだしながら何回かに分けて書いていきます。

講演会、パネルディスカッション、質疑応答などなどあって、順番通りにはかけないので、すんませんね。

ヒッピーに見つかること

今回のハイライトは質疑応答、最後の質問。

星野さんのスライドに写っていた写真は、アレ、どこですか?

会場は笑いが起こったけど、その後がだいぶ核心をついている。

曰く、いろんな観光地をヒッピーが見つけ、それが広まると、大手が開発していき以前の環境とは違ったものになる、と。

イノベーター理論で言うところのイノベーターがヒッピーである、と。

そして、そのイノベーターの後に、キャズムを超えて、大手がガッツリと開発するとなると、その後、レイトマジョリティが押し寄せる。

一見、発展してるように見えるが、開発により変化した環境は、元に戻らない。

さて、読谷はどうする?ってことで、今ね、大湾にサンエーもできるし、海側のリゾート地区も開発されりゃ、畑や自然は変わっていくわけでしょう?

30年、100年後を見据えた観光地の在り方ってんなら、それくらいのタイムスパンで考えなきゃ。

とはいえ、今、稼ぐことも大切だし、となると、そこらへんのね、折り合いというか、強烈なリーダーシップが必要なんだろうな、とね。

ビジョナリーの未来予想に乗っかる、感じ。

ある程度、狂人じみたぶっ飛んだ感覚が必要だろうし、かといって、ぶっ飛びすぎるとついてけないし。

そこは、読谷に愛を注ぎ、固執する人なんだよな。

儲かるから、ではなく、どんな読谷を夢見ているのか?

ん?俺?

いまんとこ、そこまで読谷に固執してないしなあ。

これから考える。

こんな感じで、明日も書くよ。